ごまを使った利久煮(りきゅうに)の語源、由来【和食の煮物用語集】
利久煮(りきゅうに)とは、ごまを使った煮物につける名称です。利久とは、安土桃山時代の茶人である「千利休(せんのりきゅう)1522~1591」が料理にごまをよく使ったことからつけられたとされ、休の字を忌み嫌って「久」が当てられています。そして、煮物の他にも利久揚げ、利久焼き、利久あんなどがあり、櫛(くし)をかたどって半月切りよりも幅を狭くした切り方を「利久切り、または利久形」といいます。
煮物の作り方や手早い方法、割合(配合)等をご紹介しております。煮物は難しいイメージが強いですがポイントや手順、注意点など、失敗しないためのコツを料理作りの参考にされてはいかがでしょうか。
利久煮(りきゅうに)とは、ごまを使った煮物につける名称です。利久とは、安土桃山時代の茶人である「千利休(せんのりきゅう)1522~1591」が料理にごまをよく使ったことからつけられたとされ、休の字を忌み嫌って「久」が当てられています。そして、煮物の他にも利久揚げ、利久焼き、利久あんなどがあり、櫛(くし)をかたどって半月切りよりも幅を狭くした切り方を「利久切り、または利久形」といいます。
潮煮(うしおに)の意味 和食の献立 煮物の料理用語集 潮煮(うしおに)とは 魚介類を材料に用いた比較的汁けの多い塩味の煮物のことです。...
春羹、笋羹、春寒の意味、今回は和食で使われる煮物用語から3つの「しゅんかん」という言葉の意味を、それぞれご紹介したいと思いますので和食調理にお役立てください。
小倉煮(おぐらに)とは、あずきを使った煮物のことで、甘味のある材料とあずきは相性が良いです。(例)かぼちゃ、さといも、たこなど
松前煮(まつまえに)とは、昆布を使う煮物の総称で、北海道の昆布で有名な産地を昔は松前と呼んでいたことから、この名があります。■白髪昆布やとろろ昆布を使う場合は「翁煮」ということもあります。(翁煮の例)海老の芝煮や野菜の吸い地煮などを煮汁から引きあげ、削り昆布をまぶして煮物や前菜の一品として使います。
花煮とは、花のように仕上げた煮物のことで、魚の真子の卵巣や蛸(たこ)の子を多く使います。【調理例】鯛(たい)の子の花煮の作り方■桜ふを煮るときの調味料割合■鯛に関連した料理内容一覧■春の食材【ふきに関連した料理内容】
翁煮(おきなに)とは、白髪昆布(とろろ昆布)などの削った昆布を材料にまぶした煮物で、和え物の場合は翁和えといいます。
辛煮(からに)とは、「酒」または「みりん」をごく少量加えた【醤油】の中に材料を入れ、弱火でじっくりと煮汁がなくなるまで辛く煮つめた料理のことをいいます。
共餡(ともあん)とは① あんかけの「あん」の一種で、主材料と同じ材料を用いて作った「あん」のことをいいます。(例)鶏肉の煮物や揚げ物に「鶏そぼろあん」をかけた場合、または海老の揚げ物に「海老そぼろあん」をかけるときなど。■② 煮物を作るときに材料を煮た「煮汁」を使って
和食の煮物【料理用語集】江戸煮(えどに)とは、魚類をノリのつくだ煮で煮たもので、江戸料理のひとつといわれています。
料理の雑学、豆知識 和食の献立 煮物の料理用語集 大和煮(やまとに)とは 牛肉、馬肉、クジラ、エゾシカ、トドなどを酒、しょうゆ、砂糖、...
穂垂れ煮(ほだれに) 和食の煮物、料理用語集 穂垂れ煮(ほだれに)とは 材料を細長く切る、または長い材料をそのまま使って、秋の穂が垂れ...
穂垂れ煮染め(ほだれにしめ) 和食の煮物、料理用語集 穂垂れ煮染め(ほだれにしめ)とは 鹿児島県の郷土料理で、九州地方には「穂垂れひき...
今回は風呂吹きの由来から代表的な説を2つご紹介したいと思いますので、和食調理の参考にされてはいかがでしょうか。和食の煮物【料理用語集】風呂吹き(ふろふき)とは、材料をやわらかくゆでる、または煮たものに、練り味噌(玉味噌、ゆず味噌、ごま味噌など)をつけて食べる冬の献立に適した料理です。「食材例」大根、蕪(かぶ)冬瓜(とうがん)など
麦酒煮(ばくしゅに)とは麦を原料にした酒類のビールや発泡酒などを煮汁に使った煮物です。この調理方法は、主に肉類を炭酸の効果で柔らかく煮上げたいときに用います。
綴煮(とじに) 和食の煮物、料理用語集 綴煮(とじに)とは 玉子でとじた煮物のことをいいます。 【関連】 ≫鱧とじ鍋レシピ...
料理の雑学、豆知識 和食の献立 煮物の料理用語集 鼈甲煮(べっこうに)とは 濃口しょうゆ、黒砂糖などの調味料で味付けした色の濃い煮汁を...
和食の煮物、料理用語集【焼酎煮(しょうちゅうに)とは】焼酎を煮汁に使った煮物料理で、日本酒を使用する時とほぼ同様の調理法です。【関連】■麦酒煮(ばくしゅに)■甲州煮(こうしゅうに)■葡萄酒煮(ぶどうしゅに)
東寺煮(とうじに)とは、湯葉を使った煮物のことで、材料を湯葉で巻いたり、煮汁に湯葉を入れたりして作ります。東寺(とうじ)とは湯葉の別名として使われる言葉で、京都の東寺(教王護国寺)で作られたことからこの名があり、湯葉料理の総称としても多く使用されています。また、煮物の他にも「東寺焼き、東寺蒸し、東寺和え、東寺揚げ」などがあります。
八幡煮(やわたに)とは八幡巻きにした材料を「煮る」という調理作業を用いて仕上げた料理のことです。(例)うなぎの八幡煮、はもの八幡煮、穴子の八幡煮、太刀魚の八幡煮など■八幡巻きとは?
煮浸し(にびたし)とは、たっぷりと合わせた薄味の煮汁で時間をかけて材料を煮含めた料理のことで、主な材料に鮎やアマゴなどの川魚があり、一度素焼き(白焼き)にしてから煮ます。そして、煮びたしは本来、保存のために焼いて干した川魚の身をやわらかくもどすように弱火で煮る手法です。また、野菜を煮びたしにするときは下ゆでするなどして、材料に火を通してから薄味の煮汁で短時間煮る、あるいは冷やした煮汁に浸け込んでください。
今回は朝倉煮(あさくらに)の意味をご紹介したいと思いますので、和食調理や献立作成の参考にされてはいかがでしょうか。朝倉煮(あさくらに)とは
土佐煮(とさに)とは、煮汁にかつお節を加えて旨味をきかせた煮物や仕上げに煮汁をきって「粉がつお」をまぶした料理につける名称で、たけのこ、ふき、白ずいき、こんにゃくなどが多く使われます。また「土佐醤油」を使った味の濃い煮物につける場合もあり、どちらも「かつおの旨味」をきかせます。(例)たけのこ、ごぼう等
五右衛門煮(ごえもんに)とは、材料を熱湯で煮る調理方法をいいます。【語源】安土桃山時代の盗賊「石川五右衛門」が釜ゆでの刑にされた故事にちなんで名がつけられています。【関連】■湯をする(ゆをする)とは ■茹で溢し(ゆでこぼし)とは ■湯を見せる(ゆをみせる)とは