煮物用語集【しゅんかん煮】3つの意味とは?「春羹、笋羹、春寒」

3つのしゅんかん【春羹、笋羹、春寒】

今回は和食で使われる煮物用語から3つの「しゅんかん」の意味を、それぞれご紹介したいと思いますので、和食調理の参考にされてはいかがでしょうか。

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和食の煮物3つのしゅんかんの意味【春羹、笋羹、春寒】

春羹(しゅんかん)①

この春羹は鹿児島県の郷土料理のひとつで、大き目に切った材料を取り合わせた煮物のことをいいます。

主な材料には豚肉、いのしし肉、大根、人参、ごぼう、たけのこ、こんにゃくなどを用い、地酒や醤油で味つけした料理です。

そして、春羹の羹(あつもの)は熱い汁物を意味していますので、春の食材を使った熱い汁物や煮物のことです。

笋羹(しゅんかん)②

この笋羹は、筍(たけのこ)を主材料にした炊き合わせのことで、普茶料理(黄檗料理)の献立名のひとつです。

「笋」は元来、筍を意味していますので、筍を使った羹のことでしたが、やがて野菜の煮物を広くさすようになりました。

また、野菜の煮物を盛りつけるときの器を「笋羹」という場合もあります。

■ 黄檗料理(おうばくりょうり)は普茶料理と同じものですが、黄檗宗の総本山である「京都、宇治の黄檗山萬福寺」に伝わる中国の影響が強い精進料理(にんにくは不可)として、この名が用いられます。

春寒(しゅんかん)③

こちらの春寒は主に魚を青梅や青煮にした梅、または梅干しと一緒に煮た料理の献立名で、梅の採れる時期の魚とともに作ります。

■ 羹(あつもの)の詳しい内容につきましては≫「羊羹(ようかん)にも使われる羹の歴史と意味」に掲載しております。

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今回は、しゅんかんの意味を3つご紹介いたしました。

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次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。

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