【春の旬食材】鯛の煮物
今回は焼き鯛の切り身を割合で煮る簡単な手順をご紹介したいと思いますので、たき合わせや煮合わせ、春の献立などの参考にされてはいかがでしょうか。
それぞれの材料を別鍋で煮て合わせたものを、関西地方では主に「たき合わせ」といい、関東地方では「煮合わせ」と呼ぶことが多いです。
焼き色を付けた鯛の煮物の作り方と調味料割合
下処理の工程
【1】最初に、骨を取り除いた鯛の身を25~30gに切り分けてください。
【2】次に、鯛の切り身にうす塩をあてて約30分間おいたあと、焼いてください。
煮汁を作る工程
だしと調味料の割合比率
■ 甘味を強める場合は砂糖を加えて、色濃く仕上げるときは濃口醤油を使用してください。
※ 味の濃さは、だしの分量を変化させると簡単に調節できます。
(例)
塩をあてずに焼いた時【12:1:1】
惣菜用の煮物の場合【10:1:1】等
焼き鯛に味を含ませる工程
【3】上記分量の煮汁をひと煮立ちさせて鯛の切り身を入れ、再度煮立つまで加熱してください。
【4】そして、火を止めたあと、そのまま冷めるまで味をなじませると完成です。
煮物は汁が冷めていく段階で食材の中に味が入ります。
【たき合わせの盛りつけ例】
鯛、洗い小芋、湯葉
ほうれん草、針ゆず、くこの実
だしの分量を多くして煮汁に魚の旨味を煮出すと「鯛にゅう麺」にも使えますので参考にされてはいかがでしょうか。
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【参考】
≫煮物関連の料理用語集
【語源、意味、由来50音順一覧】
≫季節別、旬の食材一覧
≫料理別のあわせ調味料割合と配合一覧
今回は焼き鯛の煮物をご紹介いたしました。
他のレシピにつきましては≫「煮物レシピ関連一覧」にも掲載しておりますので、お役立ていただければ幸いです。
次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。