たき合わせ5種盛りの作り方【一般に黄金比と呼ばれる八方だしで煮る方法】

 
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【1つの煮汁で作れるたき合わせ】

煮汁の黄金比で仕上げた炊き合わせ五種盛り,色紙南瓜,焼き目湯葉,ごぼう,アスパラ,人参,針ゆず

湯葉、人参、ごぼう、南瓜、アスパラ

今回は一般に黄金比と呼ばれる八方だしを使った煮物レシピをご紹介したいと思いますので、料理作りにお役立てください。

【煮汁の割合】

だし:醤油:みりん = 12:1:1

和食の煮物レシピ、たき合わせ5種盛りの作り方手順

煮汁を作る工程

【1】最初に「だし」をボール等の容器に、お玉で12杯すくい入れてください。

昆布とかつお節,煮干しのだし汁

【2】次に「みりん」と「うす口醤油」をそれぞれ1杯ずつ加えて、必要量の煮汁を一度に作ってください。

煮物の黄金比で作った煮汁

だしと調味料の割合比率

だし 12
みりん
うす口醤油

■ 甘味を強める場合は砂糖を加えてください。

※ 味の濃さはだしの分量(杯数)をかえると簡単に調節できます。

◇【8:1:1】

◇【10:1:1】

◇【14:1:1】など

各材料の下処理工程

【3】5つの材料(湯葉、アスパラ、ごぼう、人参、南瓜)に焼き色をつける、またはゆでる等の下処理を施してください。

【参考】

各材料ごとの詳しい内容につきましては下記に掲載しております。

焼き目湯葉

生湯葉を折りたたんで焼いた写真,湯葉の煮物の作り方

アスパラ

アスパラの下ゆで工程

ごぼう

ごぼうの煮物の作り方,酢を加えた湯でゆでる工程

人参

人参の下ゆで工程

南瓜

かぼちゃの下ゆで手順と煮物の作り方,色紙南瓜を湯に入れる工程

南瓜の下処理方法とコツ

【ゆで時間と湯の目安温度】

かぼちゃの煮物の作り方と下処理方法,下ゆでの湯の温度を確認する工程

煮汁で味を含ませる工程

【4】湯葉、人参、ごぼうは、それぞれをひと煮立ちさせた八方だしに入れて煮含め、一度冷まして中まで味をなじませてください。

煮物は汁が冷めていく段階で食材の中に味がはいります。

【5】そして、南瓜とアスパラは色良く仕上げるため、ひと煮立ちさせてから冷やした煮汁にそれぞれを浸して味を含ませてください。

仕上げの工程

【6】最後に、それぞれの食材をひとつの器に盛りつけ、ゆず、木の芽、しょうが等の香りを添えると完成です。

煮汁の黄金比で仕上げた炊き合わせ五種盛り,色紙南瓜,焼き目湯葉,ごぼう,アスパラ,人参,針ゆず

針ゆずの切り方手順

【ゆずの基本的な使い方をご紹介している動画です】食材の切り方、使い方など!Japanese food・decorative cut

本記事では上記5つの材料を使いましたが、同じ煮汁で食材のみを変化させると他の献立が楽しめますので参考にされてはいかがでしょうか。

焼き目鶏、六方小芋、椎茸

白ねぎ、ブロッコリー、針しょうが

煮汁の黄金比で仕上げた炊き合わせ五種盛り,六方小芋,焼き目鶏,しいたけ,白ねぎ,ブロッコリー

鶏肉の煮物の作り方

里芋の煮物の作り方

椎茸の煮物の作り方

白ねぎの煮物の作り方

ブロッコリーの煮物手順

針しょうがの切り方手順

六方小芋のむき方とコツ

【ゆでるときの目安温度と加熱時間】

それぞれの材料を別鍋で煮て合わせたものを、関西地方では主に「たき合わせ」といい、関東地方では「煮合わせ」と呼ぶことが多いです。

今回の煮汁は濃いめの寄せ鍋だしとしても利用できますので鍋料理の参考にされてはいかがでしょうか。

【関連】

鍋料理を作る時の調味料割合

【煮汁や鍋だしの配合50音順一覧】

食材の下ごしらえ一覧へ

八方だしを使った煮物一覧を見る

【煮物の料理用語集50音一覧】今回は煮物に関連した「語源、意味、由来」などを料理別に整理いたしましたので、煮物の献立や和食調理の参考にされてはいかがでしょうか。■各煮物や調理法に移動いたします。

四季の煮物に関連した

【季節別】調味料割合一覧

【参考】

季節別、旬の食材一覧

料理別のあわせ調味料割合と配合一覧

他のレシピにつきましては≫「煮物レシピ関連一覧」に掲載しておりますので、お役立ていただければ幸いです。

次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。