【正月のおせち料理】
梅人参の香梅煮の作り方
今回はおせち料理には必ずといっていいほど入っている梅人参を、梅干しで日持ちさせる「香梅煮」をご紹介したいと思いますので、煮物作りの参考にされてはいかがでしょうか。
梅人参を割合で煮る方法、梅干しで日持ちさせるコツ
梅人参の切り方につきましては≫「梅人参の詳しい作り方手順とコツ」に掲載しております。
■ 人参の形は厚さが均一であれば問題ありませんので、皮をむいて輪切りにした「日の出人参」でも同じように作れます。
煮汁の割合
だし汁 | 12 |
薄口醤油 | 1 |
みりん | 1 |
砂糖 | 少量 |
梅干し | 適量 |
■ 梅干しの目安量は煮汁1000㏄に対して約1個分です。
また、小梅を使われる場合は2~3個加えてください。
そして、酸味をきかせるときは梅干しを2倍量に増やして、濃い味が好みの方は「だし」を10に減らしてください。
香梅煮の作り方手順
【1】最初に、切り分けた人参を下ゆでしてください。
■ 人参は生の状態からでも煮れますが、ゆでた方が味の染み込みが良くなり、逆に下ゆでしないと時間はかかりますが、栄養面では湯に流れ出ないという利点があります。
【2】次に、ひと煮立ちさせた煮汁に水けをきった人参を加えて、アクを取り除いたあと、踊らないように中火の弱火程度で煮てください。
【3】そして、約5分間煮てから梅干しを加え、そのまま煮含めてください。
【4】このあと、煮汁の量が約2/3になるまで味を含ませると完成です。
「使用例」
「おせち料理の盛りつけ例」
【関連】
≫おせち料理の煮物関連
おせち料理に込められた幸福になるための願いと理由につきましては≫「おせち料理の食材がもつ語源、意味、由来8つ」に掲載しております。
【他の煮物レシピ】
煮物に入れる防腐剤について
おせち料理の煮物に限らず日持ちさせる目的で防腐剤と呼ばれる白い粉状のものを煮汁に加えることがありますが、入れ過ぎると煮汁の酸味が強くなります。
そして、防腐剤は食品添加物ですので、できるだけ自然食材の梅干しや少量の酢を使って煮ることをおすすめいたします。
【参考】
今回は人参の香梅煮をご紹介いたしました。
他のレシピ等につきましては≫「本サイトの料理内容一覧」に掲載しておりますのでお役立ていただければ幸いです。
次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。