水から30分間煮る【ぶり大根】
今回は、ぶり大根を煮る工程とだしを取る手順を一緒に行う方法をご紹介したいと思いますので、煮物の献立作成や和食調理の参考にされてはいかがでしょうか。
冬の煮物レシピ
昆布と鰹のだしを取らずにぶり大根をあっさりと煮る方法
【1】最初に、包丁でうろこを取ったぶりのかまを大きめの一口大に切り分け、うす塩をあてて約30分間おいたあと焼いてください。
【2】次に、皮をむいて半月切りにした大根を面取りし、米のとぎ汁でやわらかくゆでたあと、水にさらしてとぎ汁臭さを取ってください。
【3】そして、鍋に水、ぶり、大根、だし昆布、かつお節を入れて、調味料も一緒に加えてください。
【水と調味料の割合】
水 | 500~600㏄ |
酒 | 大さじ1杯 |
みりん | 大さじ1/2杯 |
うす口醤油 | 大さじ1/2杯 |
塩 | 小さじ1/3杯 |
■ ぶりは一度焼いていますから余分な脂と水分が抜け、生臭さはありませんので、しょうがは入れなくても大丈夫です。
また、ぶりには塩味がついていますので吸い物程度の味加減にして、うすい場合は塩と醤油を増やしてください。
【4】このあと、ひと煮立ちさせてアクを取り、ぶりと大根が煮汁の中で動かず、静かにしている状態まで火をしぼって約20分間煮てください。
■ このときの煮汁の温度は約90℃です。
【5】そして、火を止めたあと自然に冷ましながら味をなじませ、もう一度温めて細く切ったゆずの皮を添えると完成です。
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今回は、ぶり大根の煮物をご紹介いたしました。
鯛かぶらの煮物につきましては≫「水に材料と調味料を入れて煮る鯛かぶらの作り方手順と割合」に掲載しておりますので参考にされてはいかがでしょうか。