車海老のうま煮の作り方と割合
今回は、おせち料理に使える「車海老のうま煮」をご紹介したいと思いますので、節句料理や重詰めの献立など、和食調理にお役立てください。
正月「おせち料理の煮物」
車海老のうま煮、作り方と割合
【1】最初に、生きている車海老の頭と胴の間に串を入れ、背わたを取ってください。
■ 色をきれいに出すためには、生きた海老を使用してください。
※ 死んでいる車海老や冷凍ものは赤色がうすくなり、黒くなる場合もありますので注意してください。
また、祝い料理のときは縁起をかつぎますので、ひげと尾は切らなくても大丈夫です。
※ 祝膳以外の料理や見ため上、必要な場合は切りそろえてください。
【2】次に、熱湯に生きたままの海老を入れ、霜降りしてください。
注:このとき、海老が跳ねてヤケドをする恐れがありますので、静まるまで蓋をしてください。
そして、霜降りと同時進行で、煮汁を作って温めてください。
車海老の煮汁割合
「車海老10尾分」
だし | 200㏄ |
酒 | 200cc |
みりん | 50㏄ |
濃口醬油 | 50㏄ |
砂糖 | 60g |
しょうがのスライス | 約4~5枚 |
【3】このあと、煮汁に海老を入れ、ひと煮立ちさせてアクを取り、強火のまま約5分間煮てザルにあげてください。
そして、殻が熱で乾燥しないよう、ぬれタオルやキッチンペーパーをしぼってから、かぶせてください。
【4】最後に、煮汁を別容器で冷やして海老をもどし、半日ていど味をなじませると「旨煮」の完成です。
「盛りつけ例」
「おせち料理の盛りつけ例」
⇒おせち料理の煮物関連へ
おせち料理に込められた幸福になるための願いと理由につきましては≫「おせち料理の食材がもつ語源、意味、由来8つ」に掲載しております。
【他の煮物レシピ】
【参考】
今回は車海老の煮物をご紹介いたしました。
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