秋の食材【鯖(さば)を使った吸い物の作り方手順】

 
■ 当サイトをご覧の方々並びに全国の皆様におかれましては、お身体に十分注意していただきたく存じます。
 
【動画を見る】

鯖(さば)の吸い物

今回は秋の献立から【さば】の吸い物をご紹介したいと思いますので、料理作りの参考にされてはいかがでしょうか。

秋の食材、鯖(さば)を使った吸い物の作り方手順

さばの下処理工程

【1】最初に、鯖を3枚におろして骨を取り除いた身とあらに強めの塩を振り、約1時間おいてください。

そして、大きめのひと口大に切り分けた身とあらを霜降りし、あらの血合いを取り除いてください。

野菜類の下処理工程

短冊切りの大根と人参をさっとゆで、土しょうがをすりおろしてください。

さばのだしを取る工程

鯖のだしの材料(目安分量)

■ 吸い物椀、約10人前 ■

さばのあら 100g
さばの身 500g
だし昆布 8㎝角1枚
100㏄
1800㏄(1升)

【2】次に、上記分量の材料を鍋に入れ、強火にかけてください。

さばの船場汁の作り方,鍋に酒と水と昆布を入れる工程

そして、沸騰する手前で昆布を取り出し、火を弱めてアクを取り除いてください。

さばの船場汁の作り方からだしを取る工程,秋の椀物の献立

【3】このあと、骨のみを取り出し、鍋に上身とかまを残した状態でコトコトと約5分間煮てください。

さばのだしを取ったあとの骨

仕上げの工程

【4】下ゆでした大根と人参を鍋に入れ、だしの味を確認したあと、うす口醤油少量と足りない分の塩を加えて、吸い物程度にととのえてください。

■ 鯖には強めの塩を振っていますので、ある程度の塩味が出ています。

【5】最後に、しょうがのしぼり汁を加えて、青味野菜(三つ葉や青ねぎなど)を添えると完成です。

■ だしをこす場合は、仕上げる前に身をくずさないように鍋から取り出し、汁をネル地やキッチンペーパーに通してください。

さばのだしをこした写真

そして、取り分けた汁に鯖と野菜を加えて、だしの味をととのえてください。

さばの船場汁の作り方,秋の椀物の献立

↓↓↓

【盛りつけ例】

さばの船場汁,秋の椀物の献立

吸物、椀物の関連レシピ一覧 ≫
「吸い物のコツ」今回は吸い物が美味しく感じる塩分濃度の理由とコツ、調味料割合をご紹介したいと思いますので和食調理や献立作成の参考にされてはいかがでしょうか。

吸物や汁物の語源、意味、由来

【椀物関連の料理用語集50音順一覧】

鯖の吸い物、船場汁(せんばじる)とは

鯖(さば)関連の料理内容一覧

鯖のしょうが煮の作り方手順

鯖の山しょう煮の作り方手順

今回は煮魚の基本手順と色々な魚に使える万能煮汁をご紹介したいと思いますので、料理作りの参考にされてはいかがでしょうか。【1】魚を熱湯に通してウロコを取りのぞく【2】酒と水に魚を入れ、しょうがを加えて火にかける【3】砂糖を加えて煮る【4】さらに醤油を加える【5】仕上げにみりんで照りを出すと完成です。

煮魚が難しいと思われる

【3つの原因と簡単な対処方法】

今回は煮魚に関連した料理内容を集めましたので、煮物の献立作成や和食調理の参考にされてはいかがでしょうか。他の煮物レシピにつきましては≫「本サイトの料理内容一覧」に掲載しております。

魚介の煮物レシピ関連を見る

今回は鯖の吸い物をご紹介いたしました。

他のレシピにつきましては≫「本サイトの料理内容一覧」に掲載しておりますのでお役立ていただければ幸いです。

次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。