糸こんにゃくの下ごしらえ(白たきの下処理方法)
今回は糸こんにゃくの下処理方法と理由をご紹介したいと思いますので、煮物の献立やすき焼き作りの参考にされてはいかがでしょうか。
食材の下ごしらえ、糸こんにゃく(白滝)
糸こんにゃくの下ゆで方法
≫【糸こんにゃくの下ゆで理由と白滝の下処理方法】ゆでこぼしとは?
【1】最初に、糸こんにゃくを水洗いして鍋に入れてください。
【2】次に、こんにゃくが完全につかる程度の真水をそそぎ入れ、強火にかけてください。
【3】このあと湯が沸騰したところで、こんにゃくをザルにあげると完了です。
■ この下処理を「ゆでこぼし」といい、ザルにあげることを「おかあげ」といいます。
糸こんにゃくの下ゆで理由
糸こんにゃくを水洗いするだけでそのまま使うと、製造時に用いられる石灰のくさみが残っているため、煮汁に臭いが移って味が悪くなります。
そして、こんにゃく自体に水分が多すぎると味が染み込みにくくなります。
このようなことから、使用するさいは水からゆでてザルに上げ、アク抜きを行うと同時に余分な水けを飛ばしたあと煮物や鋤焼き(すきやき)などに用います。
【ゆでこぼし】とは
材料をゆでて、そのゆで汁をいったん捨てることをいい、アクや渋み、ぬめりなどの不要成分を流し取る目的で行う調理方法です。
■ くせや臭みが強いものは「ゆでこぼし」を何度か繰り返してください。
(例)魚の卵、肝など
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【関連】
【参考】
煮物用語や料理の語源につきましては≫「煮物の語源、意味、由来一覧」に掲載しております。
今回は糸こんにゃく(白たき)の下ごしらえをご紹介いたしました。
他の下処理につきましては≫「食材の下処理方法一覧」に掲載しておりますので参考にされてはいかがでしょうか。