筑前煮(ちくぜんに)の意味
和食の献立 煮物の料理用語集
筑前煮(ちくぜんに)とは
鶏肉と野菜で作る炒め煮のことで、別名を「いり鶏」または「筑前炊き」といい、福岡県の郷土料理です。
そして、この料理は「がめ煮」ともいい、筑前煮は鶏肉を使いますが、昔は鶏のかわりにスッポンを用いたとされ、豊臣秀吉軍が朝鮮出兵のさいに博多付近の入り江に住むスッポンを野菜と一緒に煮たのが始まりという説があります。
■ この地方ではスッポンを「がめ」ということから「がめ煮」の名があるといわれています。
※ 郷土料理は各地方で独自に発展しているため、地域によって材料や作り方などが多少異なる場合があります。
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