たけのこ料理の基本【旨味を加えて煮る下味のつけ方】

 
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春の食材、筍(たけのこ)料理

今回は、ゆでた筍に下味を付ける方法と簡単な調味料割合をご紹介したいと思いますので、春の献立や煮物作りの参考にされてはいかがでしょうか。

春の食材、筍(たけのこ)の下味のつけ方と調味料割合

筍の和え物や天ぷらなどを作る場合は、下ゆでしたものをそのまま使用せず、一度下味をつけから調理してください。

参考

■ 筍の下ゆで方法につきましては≫「アク抜きのコツと下ごしらえ手順」に掲載しております。

たけのこのゆで方手順とコツ【春の煮物、基本の下ごしらえ】今回は春食材の筍(たけのこ)のアクを取る下ゆで方法と、ゆでたあとに形をととのえるポイントをご紹介したいと思いますので、料理作りの参考にされてはいかがでしょうか。

煮汁を作る工程

調味料の割合比率
だし 20
みりん
うす口醤油
削りがつお だし1000㏄に対して5g

【1】上記の割合で煮汁を合わせてください。

(例)

1000㏄のだしを使う場合は醤油とみりんを各50㏄加えて、削りがつおを5g入れてください。

そして、削りがつおを加えるさいはガーゼで包んだり、お茶やかつお節を入れるパックにつめる、または「鰹蓋」という調理法がありますので、調理しやすい方法を選んでください。

参考

筍に旨味を加える鰹ぶたの方法

筍を煮る工程

【2】下ゆでした筍を煮汁に入れ、ひと煮立ちさせてアクを取り除いてください。

春の献立,筍の下味の付け方,鰹節を加えて煮る工程

【3】そして、落とし蓋をかぶせた状態で約20分間煮てください。

春の献立,筍の下味の付け方,落とし蓋をして煮る工程

仕上げの工程

【4】火を止めたあと、筍を煮汁につけた状態で「常温」まで冷ますと完了です。

春の献立,筍の下味の付け方

煮物調理の味付けのポイント

筍に限らず、煮汁の温度が下がる過程で材料に含まれる水分と煮汁が入れ替わり、味が中まで染み込みますので、しっかりと冷ましたものを寿司や和え物、揚げ物等に使用してください。

筍(たけのこ)に関連した料理内容一覧

たけのこ レシピ【混ぜご飯やお茶漬けにも使える筍の山椒煮】作り方と割合・Japanese food#和食レシピ日本料理案内所

【関連】

春の煮物レシピ一覧

春の食材50音順一覧表

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春の煮物に関連した調味料割合

今回は筍の味つけ方法をご紹介いたしました。

他の春料理につきましては≫「春の煮物や食材の下ごしらえに関連した料理内容一覧」に掲載しておりますのでお役立ていただければ幸いです。

次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。