春の煮物【ふきの下ごしらえ】
今回は春が旬の「ふき」を下ゆでする方法をご紹介したいと思いますので、料理作りの参考にされてはいかがでしょうか。
春野菜、山菜の下処理方法
ふきの下ゆで手順
【1】ふきを鍋に入る長さに切り分け、まな板にのせてください。
そして、塩がつきやすくするための水を打ってください。
【2】次に、塩をまんべんなく振りかけ、ふきの両側に手のひらをあててください。
そして、麺棒で生地を伸ばす要りょうで、筋がもろもろとはずれるまで転がしてください。(板ずり)
【3】熱湯に塩、重曹(炭酸水素ナトリウム)または灰アク汁を少量加えてふきをゆでてください。
そして、火が通ったところで冷水にとってください。
■ 重曹がない場合は塩だけでも大丈夫です。
灰アク汁の作り方につきましては≫「春の食材、わらびのアク抜き方法」に掲載しておりますので参考にしてください。
【4】このあと、ふきの両端から皮をむくと下処理完了です。
■ ゆで具合の目安は、軽く力を加えたときに、ふきがしなる程度のやわらかさです。
【関連】
ふきの煮物につきましては≫「ふきを色よく煮る方法2つ【春の煮物】色出し煮の作り方」に掲載しておりますので参考にされてはいかがでしょうか。
⇒ふき料理の内容一覧を見る
【参考】
⇒「吸い物の味つけ」
ふき「蕗」
キク科の多年草で、野や山に自生しており、栽培もされています。
そして、ふきの歴史は古く、8世紀ごろには栽培が行われていたといわれます。
ふきのとう「蕗の薹」
ふきの花蕾(からい)と呼ばれる部分で、早春に土の中から芽を出します。
この蕾(つぼみ)がなるべく開かない内に天ぷらにしたり、味噌と混ぜて「ふきのとう味噌」に仕立てます。
⇒「筍の下ごしらえ方法」
⇒「わらびのアク抜き方法」
【関連】
≫だし、たれ、煮汁の割合50音一覧
≫煮物の語源、由来、雑学一覧
≫煮物レシピとコツ【調味料割合】サイト内容の一覧
⇒八方だしを使った煮物一覧
⇒「食材の下ごしらえ一覧」
⇒「野菜の煮物レシピ一覧」
⇒「魚介の煮物レシピ一覧」
⇒「肉類の煮物レシピ一覧」
⇒「季節別、旬の食材一覧表」
料理作りや春の献立などにお役立てください。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。