【きのこの玉子とじ】
今回は秋の味覚の茸(きのこ)を玉子でとじる煮物をご紹介したいと思いますので、料理作りにお役立てください。
火の通りが早い茸の煮物レシピ
茸で作れる玉子とじ
煮汁「八方だしの作り方」
八方だしは、だし:うす口醤油:みりんを【8:1:1】の割合であわせてください。
八方だしの詳しい内容につきましては≫「だし汁とは!八方だしの簡単な作り方と合わせ方のコツ」に掲載しております。
そして、材料は舞たけ、しめじ、えのき、きくらげ、玉子を用意し、三つ葉やネギなどの青味野菜を加えると色よく仕上がります。
玉子とじの作り方
【1】きくらげを水、またはぬるま湯でもどし、かたい部分を取りのぞいて食べやすい大きさに切ってください。
【2】次に、しめじ、えのきの根元を少し切り落としてください。
■ 舞茸はそのままで大丈夫です。
【3】煮汁を強火にかけて煮立ったところにきくらげを入れ、手でさいた他の茸を加えてください。
【4】このあと、玉子を割りほぐして三つ葉を2㎝ていどに切ってください。
【5】煮汁が再度煮立ったところでアクを取りのぞき、三つ葉を入れて玉子を全体に回しかけてください。
【6】玉子に3割ていど火を通すと完成です。
■ このくらいで火を止めると食べるときに半熟状態になります。
また、茸は下処理が簡単ですので手早く調理をしたいときに役立ちます。
春先は山菜が多く出回りますので、わらびと白魚や、たけのこと菜の花で作ると季節感がでます。
また、秋はゆり根が出回る季節ですから、そちらでも試してみてください。
きくらげは九州の宮崎や熊本が特産で、夏から秋にかけて「くわ、なら、しい、かし」などの枯木に群生しています。
その形が人間の耳たぶに似ていることから、この名前がついており、質感が寒天に似ていることから「木水母」の字をあてる場合もあります。
■ 水母(くらげ)は海に生息しているクラゲを表す漢字です。
【参考】
今回は玉子とじをご紹介いたしました。
乾物のもどし方につきましては≫「乾物をもどす基本方法11種【和食の下処理手順】」に掲載しておりますので参考にされてはいかがでしょうか。
次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。