「二身椎茸(ふたみしいたけ)の八方煮」
今回は二身椎茸を煮る方法をご紹介したいと思いますので、煮物や炊き合わせなど、和食調理にお役立てください。
二身椎茸の八方煮レシピ
椎茸を煮る「下ごしらえ」
【1】最初に、椎茸の軸を切り落としてください。
【2】次に、薄力粉をハケで薄くまぶしてください。
■ この薄力粉がすり身をつけたときにノリの役目をしてくれます。
【3】そして、魚のすり身をのせてください。
■ 初めにのせ過ぎると広げづらくなりますので、足りないときは追加してください。
※ すり身は昆布だし、酒、塩、薄口醤油で味をととのえております。
【4】このあと、バターナイフやへらで薄くのばしてください。
すり身をつけるときのコツ
すり身をつけるときは、椎茸のかさの外側(みぞの部分)に、空どうができないようにのばしてください。
■ 外側に向けて放射状にのばすと簡単に入ります。
【5】そして、すり身を全体に広げると下処理が完了です。
■ 魚のすり身を海老や鶏ミンチにかえて作る場合も同じようにしてください。
煮汁、調味料の割合
【煮汁の配合】
だし | 12 |
みりん | 1 |
うす口醤油 | 1 |
■ 今回の煮汁は八方だし【だし:醤油:みりん】=【8:1:1】のだしを1.5倍の「12」にかえております。
【関連】
八方だしの作り方につきましては⇒「だし汁とは!八方だしの簡単な作り方」に掲載しておりますので参考にしてください。
二身椎茸を煮る工程
【1】最初に、鍋に煮汁を入れてひと煮立ちさせ、椎茸を加えてください。
【2】そして、煮汁が煮立たないよう中火の弱火で約20分間、味を含ませると完成です。
↓↓↓
このあと、半日ていど味をなじませてから盛りつけてください。
■ 上写真のみつばの作り方につきましては⇒「結びみつばの作り方手順」に掲載しております。
二身椎茸を煮るときのポイント
二身椎茸は強火で煮ると、裏側のすり身がふくれてしまい、椎茸からはがれますので注意してください。
【関連】
⇒「鹿の子椎茸の切り方」
⇒「椎茸の飾り切り手順とコツ」
【参考】
⇒「和食の煮物、献立集一覧」
⇒八方だしを使った煮物一覧へ
⇒「食材の下ごしらえ一覧」
⇒「野菜の煮物レシピ一覧」
⇒「魚介の煮物レシピ一覧」
⇒「肉類の煮物レシピ一覧」
⇒【煮物の語源、由来、雑学一覧】へ
【参考】
⇒「季節別、旬の食材一覧表」
⇒「煮物に役立つ飾り切り一覧」
煮物作りにお役立てください。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。