うなぎの柳川鍋【八方だし煮物レシピ】
今回は、うなぎの柳川鍋の作り方をご紹介したいと思いますので、土用の丑の日や夏の献立の参考にされてはいかがでしょうか。
うなぎの柳川鍋の作り方
うなぎ、笹がきごぼう、全卵
そして、三つ葉や青ねぎなど、火の通りやすい青味野菜を用意してください。
■ 柳川鍋は1人用の土鍋があると、見栄え良く簡単に作れます。
煮汁を作る工程
【1】最初に、柳川鍋の煮汁を作ってください。
だし | 8 |
薄口醤油 | 1 |
みりん | 1 |
◎この割合を大さじで合わせると、約1人前が作れます。
そして、数人分を大きな鍋で作るときは1人前の土鍋よりも煮汁を多く使いますので、大さじの分量よりも少し増やして、甘味が足りない場合は砂糖を少量加えてください。
■ 八方だしの詳しい内容につきましては≫「だし汁とは!八方だしの簡単な作り方とコツ」に掲載しております。
具を鍋に入れる工程
【2】次に、笹がきごぼうを鍋に入れ、ひと口大に切り分けたうなぎを並べて「八方だし」を加えてください。
【参考】
ごぼうの詳しい切り方につきましては「笹がきごぼうの切り方とコツ、短くなったときの対処法」に掲載しております。
溶き卵でとじる工程
【3】鍋を中火にかけて煮汁をひと煮立ちさせ、溶き卵を全体に回しかけながら3割ていど火を通して、素早く火を止めてください。
【4】最後に、2~3㎝に切り分けた三つ葉を加えると完成です。
■ 土鍋の場合は卵が少し生っぽい状態で火からおろすと、食べるときに丁度良い半熟状態に仕上がりますので、粉ざんしょうや七味唐辛子をお好みで添えてください。
卵とじのポイント
■ 溶き卵は、煮汁がしっかりと煮立っているところに入れてください。
これは、煮立てずに卵を入れると火を通すのに時間がかかって、丁度良い半熟状態に仕上がらないためです。
また、鍋のふちの卵は早く固まりますが、中心部は火が通りづらいですから、外側から全体に行き渡るように回しかけてください。
柳川鍋の語源、由来2つとは
名の由来には2つの説があり、ひとつは江戸、日本橋横山町の「柳川」という屋号のお店が創案した料理という説、もうひとつが福岡県、柳川産の土鍋を使ったからという説です。
柳川鍋は別名を「どじょう鍋」ともいい、本来は、どじょうとごぼうを卵でとじた料理をさします。したがいまして、うなぎの場合は献立名に「柳川風鍋」と書くこともありますので参考にされてはいかがでしょうか。
【関連】
【参考】
今回は、うなぎの柳川鍋をご紹介いたしました。
他の鍋料理につきましては≫「鍋物レシピの関連一覧」に掲載しておりますのでお役立ていただければ幸いです。
次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。