鱧(はも)の揚げ煮の作り方と煮汁割合【夏の煮物レシピ】

 
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鱧(はも)の揚げ煮の作り方】

今回は夏から脂がのって美味しくなる鱧の揚げ煮をご紹介したいと思いますので、炊き合わせの献立や煮物作りにお役立てください。

鱧(はも)の揚げ煮の作り方

材料は骨切りした鱧と白ねぎを用意してください。

※ 鱧を下揚げすると臭みが飛びますので、土しょうがは入れなくても大丈夫です。

下処理工程

【1】最初に、骨切りした鱧を3㎝に切り分けて薄塩をあて、約30分間おいて余分な水けを取り除いてください。

■ 大きな鱧を縦半分切る場合は約5㎝にしてください。

【2】次に、薄力粉と片栗粉を同量で合わせたものを鱧にまぶして160~165℃の油で揚げてください。

【重要】鱧を揚げる際は、やけどをしないように十分注意してください。

【3】そして、白ねぎの表面に焼き色がつくまで素焼きにしてしてください。

■ これで、食材の下処理は完了です。

煮汁の調味料割合

【4】このあと、お玉を使って煮汁を合わせてください。

まず、だしを鍋に12杯入れて、その中にみりんと薄口しょうゆを1杯ずつ加えてください。

だし 12
みりん
薄口醤油

■ 甘味を加える場合は砂糖を少量入れてください。

を煮る工程

【5】煮汁を火にかけてひと煮立ちさせ、鱧と白ねぎを入れてください。

【6】そして、再度煮立たせてアクを取り除き、そのまま自然に冷ますと完成です。

今回の煮物は白ねぎを大根おろしにかえると「の揚げおろし煮」が作れ、他の白身魚でも応用できます。

また、煮汁をあわせ酢にかえると「南蛮漬け」が作れますので参考にされてはいかがでしょうか。

あじの南蛮漬けの作り方手順

鯵の南蛮漬け

【関連】

■ カレイを使った「おろし煮」につきましては≫「カレイの煮くずれを防ぐ揚げおろし煮の作り方」に掲載しております。

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【鱧だしの取り方】この動画を見るとハモのだしが作れるようになります・Japanese food

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【参考】

夏の食材50音順一覧表

煮物に役立つ飾り切り一覧

和食の調味料割合と配合一覧

料理別の煮汁割合と配合一覧表

酢の物用あわせ酢の調味料割合一覧

今回は鱧の揚げ煮をご紹介いたしました。

他のレシピなどにつきましては≫「本サイトの料理内容一覧」に掲載しておりますので、お役立ていただければ幸いです。

次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。