冬瓜レシピ【とうがんを色よく柔らかく煮る方法とコツ】

 
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【冬瓜を色よく煮る方法とコツ】

今回は冬瓜の緑色を鮮やかに仕上げる「色だし煮」をご紹介したいと思いますので、和食調理の参考にされてはいかがでしょうか。

冬瓜を色よく煮る方法とコツ

色出し煮の手順

冬瓜を下ゆでする前に皮につける材料比率

重曹(じゅうそう)
重曹にまぜる塩

下ゆで方法とコツ

皮をむく工程

【1】最初に冬瓜の皮を、お好み焼きを食べるときに使うへらでこすり取り、種を切り落としてください。

■ 皮目をこすると中の薄い緑色があらわれます。

切り込みを入れる工程

【2】次に、冬瓜を切り分けて、鹿の子に包丁目を入れてください。

↓↓↓

【参考】鹿の子の意味

鹿の子揚げ(かのこあげ)とは

鹿の子造り(かのこづくり)とは

皮に塩と重曹をすり込む工程

【3】塩と重曹(炭酸水素ナトリウム)を同量で合わせたものを皮にこすりつけ、そのまま約30分間おいてください。

ゆでる工程

【4】このあと、熱湯でやわらかくなるまでゆでてください。

■ ゆでるときの目安時間は、冬瓜を熱湯に入れてから約10分間です。

【5】最後に、ゆで上がった冬瓜を冷水に取って色止めすると完了です。

煮汁で味を含ませる工程

調味料の割合(材料)
だし 1000㏄
みりん 100㏄
うす口醤油 50㏄
小さじ1/2
砂糖 50g

【6】上記分量の煮汁をひと煮立ちさせ、一度ひやしてください。

【7】そして、冬瓜をキッチンペーパー、またはタオルにのせて、十分に水けを取り、ひやした煮汁に半日ていど浸けた状態で味を含ませると完成です。

■ 煮汁にとろみをつけると「あんかけ」も作れますので参考にされてはいかがでしょうか。

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よくある間違いと注意点 

「重曹とミョウバン」

ミョウバンではなく重曹を使ってください!

色が似ているため、間違えることがある「ミョウバン」は、なすのアントシアン系色素の色出しに使うもので、青味野菜の色素であるクロロフィル系の色を鮮やかにする場合は用いません。

※ ミョウバンを使うと、冬瓜が茶色くなります。

また、ミョウバンは煮くずれを防ぐ目的で使うものですから、繊維を柔らかくする場合は逆効果になりますので気をつけてください。

【関連】

冬瓜(とうがん)の語源、由来

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かえで冬瓜の切り方手順

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【参考】

季節別、旬の食材一覧

煮物に役立つ飾り切り一覧

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今回は冬瓜の煮物をご紹介いたしました。

他の野菜レシピにつきましては≫「野菜の煮物レシピ関連一覧」に掲載しておりますのでお役立ていただければ幸いです。

次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。