【柳川鍋の作り方】八方だし煮物レシピ
今回は鶏肉の卵とじレシピとコツをご紹介したいと思いますので、料理作りの参考にされてはいかがでしょうか。
鶏肉の柳川鍋
八方だしの煮物レシピ
(材料)
鶏肉、笹がきゴボウ、卵、三つ葉(青葱など火の通りやすい青味)を用意してください。
「材料の分量(1人用の土鍋)」
鶏肉 | 約5切れ |
笹がきゴボウ | 約50g |
卵 | 1個 |
三つ葉 | 2本 |
■ この分量を作る人数に合わせてください。
そして、柳川鍋は1人用の小さい土鍋があると、見栄えよく作れて簡単です。
煮汁「八方だしの作り方」
八方だしは、だし:醤油:みりんを【8:1:1】で合わせてください。
だし | 8 |
薄口醤油 | 1 |
みりん | 1 |
◎この割合を大さじで合わせると、約1人前が作れます。
そして、数人分を大きな鍋で作る場合は1人前の土鍋より、煮汁を多く使いますので、分量を増やしてください。
また、甘味が足りない場合は砂糖を少量加えてください。
八方だしの詳しい内容につきましては「だし汁とは!八方だしの簡単な作り方とコツ」に掲載しておりますので参考にしてください。
「鶏肉の柳川鍋~作り方」
(1)まず、ゴボウを鍋に敷いて鶏肉を並べ、八方だしを入れて強火にかけてください。
(2)そして、三つ葉を約2㎝の長さに切り、卵を割りほぐしてください。
(3)このあと、ひと煮立ちさせてアクを取り、三つ葉を入れて、強火のまま溶き卵を全体に回しかけてください。
(4)そして、卵に3割程度、火を通すと「柳川鍋」の完成です。
■ このくらいで火からおろすと、食べるときに卵が半熟状態になります。
※ お好みで粉ざんしょうや七味を振ってください。
注:鶏肉は火が通りやすいよう薄く切り、完全に火が通ってから卵でとじてください。
そして、火の通り具合がわかりづらいときは、鶏肉をあらかじめ八方だしでサッと煮ておくと、手早く作れて下味もつけられます。
卵とじのポイント
■ 溶き卵は、煮汁がしっかりと煮立っている状態で入れてください。
これは、煮立てずに卵を入れると、火がなかなか通らず、きれいな半熟に仕上がらないためです。
そして、鍋の淵から卵が固まって、中心部は火が通りにくいですので、外側から全体に行き渡るよう回しかけ、火は強火にしてください。
【関連レシピ】
他の材料で柳川鍋を作る場合
■ 同じ方法でウナギ、ハモ、牛肉、白魚などでも作れます。
ウナギや、牛肉で作る場合は脂分が多いですから同じ煮汁で作れ、ハモの時はだしを「8」から「10」にし、白魚はだしを「12」にすると、同じくらいの味加減に仕上がります。
そして、鶏肉を使ってゴボウを玉葱にかえ、だしを「6」にすると親子丼が作れます。
親子丼⇒【6:1:1】
ハモの柳川鍋⇒【10:1:1】
白魚の柳川鍋⇒【12:1:1】
柳川鍋の語源、由来とは
柳川鍋は、別名「どじょう鍋」ともいい、ゴボウとドジョウを卵でとじた料理をさします。
そして、この名の由来には2つの説があり、ひとつは江戸、日本橋横山町の「柳川」という屋号のお店が創案した料理という説と、もうひとつが福岡県、柳川産の土鍋を使ったからという説です。
【参考】
今回は鶏の柳川鍋をご紹介いたしました。
他のレシピにつきましては≫「サイト内容一覧」に掲載しておりますので参考にされてはいかがでしょうか。