「冬の煮物」
松笠慈姑(まつかさくわい)
今回は、くわいを松ぼっくりに見立てた「松笠くわい」を煮る方法と調味料の割合をご紹介したいと思いますので、冬の煮物や炊き合わせなどにお役立てください。
おせち料理や冬の献立に役立つ野菜の煮物レシピ
松笠くわいを煮る方法とコツ
調味料の割合
だし | 12 |
酒 | 1 |
みりん | 1 |
濃口醬油 | 1 |
砂糖 | 少量 |
くわいの下ごしらえ手順
【1】最初に、くわいを松ぼっくりの形に切って、真水でさらしてください。
■ 松かさくわいの詳しい切り方につきまして≫「松笠くわいの切り方3つ【松ぼっくり】に見せる方法とコツ」に掲載しておりますので参考にしてください。
【2】次に、くわいの水けを切ってから175~180℃の油で下揚げし、表面の色づけをしてください。
【3】そして、油を切ったあと、熱湯にさっと通す、または上からかけて油抜きをしてください。
【4】このあと、くわいを煮汁に入れてひと煮立ちさせ、アクを取りながら約15分間煮含めてください。
■ このとき、くわいが煮くずれないよう、煮汁の中で動かない程度の火加減を目安にしてください。
【5】そして、火を止めたあと、常温でさまして味をなじませると「松笠くわい」の完成です。
「盛りつけ例」
写真の絵馬くわいと松葉絹さやは、濃いめの吸い物だしで味を含ませております。
【関連】
≫くわいの飾り切り関連一覧
■くわいの色付け方法につきましては≫「くわい、栗にくちなしの実で色付けする方法」に掲載しております。
【他の飾り切り方法】
≫おせち料理の煮物へ
【参考】
今回は松笠くわいの煮物をご紹介いたしました。
他のレシピ等につきましては≫「日本料理案内所のサイト内容一覧」にも掲載しておりますのでお役立ていただければ幸いです。
次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただきありがとうございました。