こんにゃくのピリ辛煮【作り方】
今回は、こんにゃくを八方だしで手早く煮る方法と、味を含ませるポイントをご紹介したいと思いますので、料理作りにお役立てください。
そして、こんにゃくは低カロリーでダイエット効果が期待でき、唐辛子に含まれるカプサイシンにも脂肪燃焼の効果がありますので参考にしてください。
こんにゃくのピリ辛煮レシピ
こんにゃくに味を含ませるポイント
こんにゃくは味があまりなくて、水分のかたまりのようなものです。
しかし、組織がかたくて、なかなか味が染みませんから、下処理の段階で次の2つに気をつけてください。
味を中に含ませるポイント
- 切り込む前にたたく
- 水けを十分に飛ばす
1、切り込む前にたたく
こんにゃくをたたく場合「すり棒」や「めん棒」でたたく方法と、まな板にたたきつけるやり方があり、切り込む前にたたくことで中に亀裂が入り、味が染みやすくなります。
2、水分を十分に飛ばす
こんにゃくを、ゆでこぼしたあと、粗熱を利用して水けを切ってください。
そして、空いりするときも十分に水けを飛ばし、だしの味をしっかりと中に含ませてください。
■ この2つをおさえていただくと、味がよく染みますので、こんにゃくは【水切り肝心!だし肝心!】と覚えてください。
注:こんにゃくはツルツルと滑って危ないですから、たたく場合は注意してください。
こんにゃくの下処理
こんにゃくを水洗いして両面に浅く切り込みを入れ、味がのりやすくしてください。
■ この切り込みは、アルファベットの【X型】になるように入れてください。
このあと、こんにゃくを食べやすい大きさに切り、水から下ゆでしてください。
そして、ひと煮立ちしたところでザルに上げ、粗熱で水けを飛ばすと下処理が完了です。
こんにゃくを煮る
【1】こんにゃくを鍋に入れ、強火で空いりしながら水分を飛ばしてください。
■ このとき、鍋に油はひかないでください。
【2】そして、鍋に八方だしを加えてください。
「八方だしの割合」
だし:醤油:みりん=【8:1:1】
■ 八方だしの詳しい内容につきましては「だし汁とは、八方だしの作り方とコツ」に掲載しておりますので参考にしてください。
【3】このあと、強火で煮立たせアクを取ってください。
【4】そして、強火のまま煮汁が1/3になるまで煮つめて、仕上げにごま油と一味唐辛子を加えると「こんにゃくのピリ辛煮」の完成です。
「補足」
甘味が足りない場合は砂糖を加えてください。
切り込みがうまく入らない場合の方法
切り込みは、味を含ませるのと見た目をよくするためですから、苦手な方は竹串や金串で両面を刺していただくと同じ効果が得られます。
■~「八方だしを使った煮物一覧」
次回も料理作りにお役立ていただければ幸いです。
最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。