たこのやわらか煮
【足をのばして煮る方法】
今回は蛸(たこ)の煮物を盛りつけるときに切りやすくする手順をご紹介したいと思いますのでお役立てください。
たこの足を真っすぐ煮る方法
簡単にできるやわらか煮のコツ
【1】最初に、たこをもみ洗いして汚れをおとしてください。
【関連】下処理の詳しい内容につきましては≫「たこをやわらかく煮る2つの方法とコツ【鍋で煮る、蒸して煮る】」に掲載しておりますので参考にしてください。
【2】次に、たこの足を霜降りしてください。
足を真っすぐにする方法
【3】このあと、霜降りした足をオーブン用シートで巻いて真っすぐにのばしてください。
そして、ほどけないようシートを細く切ったもので両端と中心の3か所を結んでください。
【4】この状態で煮汁に入れてやわらかく煮ると、足がのびたまま仕上がりますので、盛りつけのときに切りやすくなります。
足を巻くときの注意点
和食では木を薄く切った「うす板(へぎ板)」と呼ばれる道具を調理に使います。
※ この「うす板(へぎ板)」は割烹料理屋さんで献立が書いてあるのを見かける紙状のうすい板で、他の煮物を作るときにも鰹節を包んで「追い鰹」をしたり、魚を煮る場合にこげつかないよう鍋底に敷いて使います。
そして、私自身も「うす板」で足を巻いていましたが、やわらか煮は長時間煮ますので木の香りがたこの中まで入ってしまい、口にいれると不快に感じる方もおられました。
ですから、足を巻くときは臭いの移らないオーブン用シートを使われることをおすすめいたします。
【関連】
≫八方だしを使った煮物一覧
【参考】
煮物作りにお役立てください。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。