和食の小鍋仕立て【わらび鍋】
今回は春の会席料理で使える簡単な小鍋仕立てをご紹介したいと思いますので、煮物がわりや台の物など和食調理の参考にされてはいかがでしょうか。
和食の献立、小鍋仕立て
わらび鍋の作り方手順
わらびの下処理
わらびに塩と灰をまんべんなくまぶしつけて、うぶ毛を取ってください。
次に、灰をバットに入れて熱湯をそそいだ中にわらびを加えてください。
そして、キッチンペーパーをかぶせて約15分間、そのままおいてください。
このあと、ザルに引き上げて粗熱を取り、先の灰を加えた湯に戻してください。
■ 保存する場合はこの状態でつけておき、使うときに水でさらしてください。
また、アク抜きは、わらびをバットに並べ入れてから灰をまぶし、熱湯をかぶるていどまでそそぐ方法でも大丈夫です。
【関連】
わらびの詳しい下処理内容につきましては≫「わらびの簡単な下処理方法【灰を使ったアク抜き手順】」に掲載しております。
【わらびの簡単な下処理方法】今回はわらびのアク抜き手順をご紹介したいと思いますので、和食の献立や料理作りの参考にされてはいかがでしょうか。
煮汁の調味料割合
| だし | 12 |
| みりん | １ |
| うす口醤油 | １ |
わらびをお浸しにする手順
【１】アク抜きをして水にさらした「わらび」を食べやすい大きさ（約５㎝）に切り分け、ひと煮立ちさせて冷やした浸し汁につけてください。
【２】そして、半日ていどつけると味がなじみます。
【３】このあと、一人用の小さい鍋に浸し汁とわらびを入れて火にかけると、小鍋仕立ての完成です。
【他の調理例】白和えと握り寿司
灰から山菜のアク抜き成分を取り出す下処理方法につきましては≫「わらびを色よくゆでる方法、アク抜き３つと灰あく汁の作り方」に掲載しておりますので参考にされてはいかがでしょうか。
【参考】
【煮物の料理用語集50音一覧】今回は煮物に関連した「語源、意味、由来」などを料理別に整理いたしましたので、煮物の献立や和食調理の参考にされてはいかがでしょうか。■各煮物や調理法に移動いたします。
今回は、わらび鍋をご紹介いたしました。
他の春料理につきましては≫「春の煮物や食材の下ごしらえに関連した料理内容一覧」に掲載しておりますのでお役立てください。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。
