「たこの吉野煮」
今回は、たこに切り込みを入れて、くず粉をまぶして煮る「吉野煮」の作り方をご紹介したいと思いますので、和食調理や夏の献立などにお役立てください。
この記事の内容を
たこをやわらかく煮る吉野煮の作り方
吉野煮の作り方、下ごしらえ
【1】最初に、たこを約1㎝に切ってください。
そして、深さ半分までの切り込みを数か所入れてください。
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【2】次に、そのままの状態で裏がえしてください。
■【1】で入れた切り込みは、つまようじの方向になります。
※ 上下が入れかわっても切り込みの方向は変わりませんが、縦と横を入れかえると、向きが反対になります。
そして、【1】の切り込みと平行に切ることになりますので気をつけてください。
【3】この後、裏にも同じように切り込みを入れて【1】の切り込みと交差させてください。
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切り込むときのコツ
たこを裏がえすと表より切りづらいですから、つまようじを挟んだ状態で切ってください。
そうすると、刃が入りやすくなり、下まで切り落とすことがなくなります。
【切り込みを入れた後の状態】
くず粉をまぶして下ゆでする工程
たこの表面にくず粉、または片栗粉をまぶしてください。
そして、湯の中に入れて粉がすき通ったところで冷水に取ってください。
※ くず粉を使うときは、細かくすりつぶしてからまぶしてください。
たこを煮る工程
「煮汁の割合、比率」
だし | 10 |
薄口醤油 | 1 |
酒 | 1 |
土しょうが(くさみ消し用) | 適量 |
■ この煮汁をたこが完全に浸かる分量の2倍で合わせてください。
そして、甘味を加えるときは砂糖を入れてください。
「たこを煮る手順」
【1】煮汁を煮立たせ、半量を別の容器に入れて、冷やしてください。
【2】そして、鍋の煮汁に土しょうがを加えてから、たこを入れ、サッと火を通してください。
■ 切り込みが入っていますので、数分で火が通ります。
【3】このあと、穴あきのお玉で冷やした煮汁に移しかえると「吉野煮」の完成です。
「盛りつけ例」
ごぼうの切り方につきましては≫「管ごぼうの作り方手順」に掲載しております。
煮るときのコツ
たこを煮汁に入れたまま冷ますと、かたくなりますので、ひやした煮汁に移してあら熱を取り、火が入りすぎないようにしてください。
【いかの煮物関連】
【タコのやわらか煮関連】
≫八方だしを使った煮物一覧
【参考】
今回はたこの吉野煮をご紹介いたしました。
他のレシピにつきましては≫「蛸(たこ)に関連した料理内容一覧」に掲載しておりますのでお役立ていただければ幸いです。
次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。