【蛤(はまぐり)だしの調味料割合】
今回は蛤のうしお汁を作るときの割合とコツをご紹介したいと思いますので、吸い物の献立や和食調理の参考にされてはいかがでしょうか。
蛤(はまぐり)のうしお汁
貝、水、酒の割合比率【吸い物】
はまぐり | 15個 |
水 | 1000㏄ |
酒 | 100㏄ |
だし昆布 | 5g |
はまぐりだしを取るときの割合一例です。
最初に、はまぐりが生きている状態なのかを確認するため、貝どうしを軽くたたき合わせて音をたしかめてください。
■ はまぐりの確認音は、小石をたたき合わせたときと同じような高く乾いた音がします。
※ このとき、にごった鈍い音がする場合は、貝が生きておらずに殻の口が開いている可能性がありますので、使わないようにしてください。
また、生きている状態でも貝殻を少しあけているときは鈍い音がしますので、たたく前に貝を水洗いする、または同じ工程(軽くたたき合わせる)を何度か繰り返してください。
このあと、鍋にすべての材料を入れて火にかけ、貝が開いたものから順に取り出してください。
そして、貝を取り出したあと、かつおだしを取る要りょうで静かに漉してください。
※ すべての貝が開いてから、だしを一度に漉すと、先に開いた身がかたくなりますので注意してください。
また、吸い物に使うときに貝のだしがたりない場合は、昆布とかつお節で取っただしでのばす方法もあります。
その場合は貝から取っただしと同量を加えて、味をととのえてください。
はまぐり、たけのこ
花弁人参、大根、わかめ
菜の花、こしょう
■ はまぐりの吸い物の香り(吸い口)には「こしょう」がよく合い「ゆず、木の芽」などと同じように使えます。
吸い口(すいくち)とは
吸い物、汁物の香りに用いる木の芽、ゆず、しょうが、溶きがらし等のことです。
【関連】
【参考】
今回は、はまぐりだしの割合をご紹介いたしました。
他の割合につきましては≫「和食の調味料割合と配合一覧」に掲載しておりますのでお役立てください。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。