親子丼の作り方・親子丼の簡単な下ごしらえ手順
今回は親子丼の鶏肉に下味をつける簡単な方法をご紹介したいと思いますので、料理作りの参考にされてはいかがでしょうか。
親子丼を美味しくするための簡単な下ごしらえ
◆ 調理内容を分かりやすくするため、動画を作成いたしましたのでご活用ください。
≫親子丼 レシピ 基本の下ごしらえ【YouTube】
煮汁の割合
親子丼に使用する煮汁は、本ブログでご紹介しております「八方だし」を使います。
| だし | ８ |
| みりん | １ |
| うす口醤油 | １ |
■ 八方だしの詳しい内容につきましては≫「だし汁とは！万能合わせだしの八方だしの作り方」に掲載しております。
玉ねぎと鶏肉の下ごしらえ手順
【１】最初に、皮をむいた玉ねぎを厚めにスライスしてください。
そして、鶏肉を食べやすい大きさに切り分け、サッと湯に通してください。（霜降り）
【２】次に、煮立てた八方だしに玉ねぎを入れて再度煮立たせ、鶏肉を加えて、さらに強火でひと煮立ちさせてください。
【３】そして、煮汁のアクを取り除いて火を止め、常温まで自然にさますと完了です。
■ 親子丼や鍋仕立てを作るときに具材を煮汁ごと鍋に入れて溶き卵でとじてください。
少し手間ですが、この下処理をしておくと、玉ねぎと鶏肉に火が適度に通って下味がつきますので、具材の中まで味が染み込んだ料理に仕上がります。
■ 甘味を強くする場合は砂糖を好みで加えてください。
また、親子丼をあっさりとさせたい場合は、大根おろしに粉山しょうやわさび、ゆずこしょう等を合わせたものを添え、酢を数滴加えると脂っこさが和らぎます。
今回の煮汁は丼や惣菜の割合ですので、コース料理の一品や酒の肴（さかな）に使う場合は「だし」の分量を1.5～２倍に増やしてください。
卵でとじるときのコツ
親子丼や柳川鍋を作るときに卵でとじる加減が分かりづらい場合は、半量の卵を鍋の外側から全体に回し入れ、再度煮立てたところに残りの卵を加えてください。
そうすると、半熟状態の卵とじが簡単に作れます。
【関連】
今回は鶏肉にくず粉や片栗粉をうすくまぶしてさっと煮る【治部煮】をご紹介したいと思います。また、治部煮の語源につきましては記事下部に掲載しておりますので参考にされてはいかがでしょうか。冬が旬の鶏肉を使った煮物、鶏の治部煮（じぶに）の作り方
【参考】
今回は親子丼の下ごしらえをご紹介いたしましたが、豚肉の薄切りも同じ方法で下味がつけられますので、卵とじ料理にお役立ていただければ幸いです。
他のレシピなど
次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。
